格ゲーでイライラしないために-課題診断と克服法

『しょっちゅう負けているが原因がわからない。いくらかのことを不正確にやっているのが理由だ。自分の課題診断と克服法』

格闘ゲームの熟練者は、上のタイトルのようなことをマスターするのには生涯かかることを知っている。もしあなたが彼らがすべてマスターできると考えているならば。

元記事:Losing frequently and don’t know why? Doing a few things incorrectly can be the cause – how to diagnose and fix your issues

経験のレベルに関わらず、自分の実力が発揮できていないと感じる時にイライラしたり、怒ったりすることは簡単だ。そして、何が悪いのかわからないことほど最悪なことはない。

もし、イライラしてしまって明確に考えられないとすれば、それは格闘ゲームをする上では最悪の状態だ。トッププレイヤーでさえ、このような精神的なガードクラッシュ状態に陥る。

このような状態を避けるための鍵のひとつが、あなたの悪い点を割り出すことだ。

計算されたリスク vs 自暴自棄・イライラしてのリスク

もし対戦相手があなたがイラついていることを知っていて、あなたがヤケっぱちの行動を(他に何をしていいかわからないため)行おうとすると、それは対戦相手の思うツボだ。

とても良い例として、スト5における飛び込み攻撃がこれに当たる。

多くのキャラクターはジャンプ攻撃に対する対抗手段を持っており、ヤケっぱちになって飛んだ場合、多大なダメージを受けることとなって、大抵の場合後がなくなってしまう。

一方で、いいタイミングでよく考えられたジャンプは勝利と敗北との境を分ける。ここでのポイントは、読みによって行動していることだ。イライラしてしまい他にできることを考えられず、通ることを願って行動することとは異なる。

このためには良い精神状態でいる必要がある。イライラしているのに、より頭が働く人間などいない。

イライラを回避するために問題を分析する

この項目を始めるに際して確認したいのは、実力が発揮できていないことほどイライラさせられたりショッパイ思いをさせられることはそうそうないが、何が悪いかわからないことはその中のひとつだということだ。

何が悪いのか診断するための2つのメソッドを示そう。

やり抜きメソッド:このアプローチは万人にオススメできるものではないが、自分が何によって体力を失い、間合いを潰されているのかに非常に注目できる。このメソッドは、勝敗にこだわらず、自分が何を間違っているかプレイしながら診断することで行える。しかしこのアプローチを使う時、すべての人が明確に物事を見ることができるわけではない。一部の人々は悪いところを診断するよりも、勝ちにこだわったり、負けることを恐れるプレイに執着してしまう。もし試合をしていても物事を明確に考えることができないとわかったのなら、あるいはプレイしながら見える情報を十分に得たのなら、次のアプローチを行うことをおすすめする。

リプレイ分析メソッド:このアプローチは多くの場合つまらない。そして多くの人々は自分のプレイを見直すよりもゲームをプレイしたがる。しかし、もしあなたが自分のプレイで何が間違っているのかを評価する場合には、このメソッドはとても素晴らしい。リラックスして穏やかな環境で自分のプレイを見直すことで、他では出来ないような洞察を得ることができる。

幸運にも多くの最新ゲームは自分のリプレイに関して簡単にアクセスできる。例えば、ストリートファイター5では以下の操作で自分のリプレイを簡単に得られる。

メインメニュー→ファイターズプロフィール(□ボタン)→バトルログ(L1ボタン)

ここから自分のリプレイにアクセスでき、CFNに保存することであとから見ることができる。

「悪いところはいっぱいあるけど何から手を付けたらいいかわからない」(最適分析手法)

自分の試合について悪い点を挙げるのは簡単で、一握りの試合からでも50ぐらい見つけるのは難しくない。

しかしながら、あなたは一度に1~3つの悪い点のみを解決するようにするべきだ。それより多い数を抱え込むとパンクするのは容易に想像できる。

重要なのは常に行っている悪い点を抜き出し、メモをつくっておくことだ。試合で悪かった点すべてを探しだして解決しようとしないこと。

多くの場合、勝敗を分けるのは微妙な違いであったりして、自分のプレイを革命的に変えることは稀だ。

個人的には自分が解決しようとしている欠点をメモして、プレイしているときは目に見える位置に置くようにしている。

悪癖を拭い去るにあたって

さてもう何が悪いのか理解したとしよう。ではどうやってその悪癖を取り除こうか。

あなたが取り除きたい・改善したいポイントについて目を通し、必要な限り覚えていられるようにしよう。私は毎回このことを行っている。

この段階では勝ち負けにはあまり執着しなくてよい。あなたは上達しようとしているのだから、あなたのマッスルメモリーを改善し、鍛えることに集中するべきだ。

最終的には別の考え方ができるように脳を訓練し、より成功できる位置に自分を置くことになる。

覚えておいて欲しいのは、ストリートファイターで良し悪しを決めるのは数分の1秒の差だということだ。そのため、その短い機会をものにするためにも思考をクリアにしておかねばならない。


いかがでしたでしょうか。

いざゲームが出てみると攻略情報の多くは、PS4の機能の拡張もあって、動画でなされ、重要なところはテキストに残らない、そんな日々が続いております。前回のような動画とテキストが併設されている記事は珍しく、テキストのみの記事となるとこのようなハウツーか議論的な話題に限られてしまいます。

さて、自分自身もいまだにゲームをしていると、悪癖が抜け切れず、下手さ加減に辟易することもありますが、そのようなイライラするような状態とどう付き合っていくかの記事です。

ざっと見てもらえばわかるように、自分の精神状態をイラつかせる原因である、自分の試合の悪い点についてどうやってモニタリングするのか、ということがメインになっています。「何が悪いかわからない」をいかに減らし、精神状態を良い方向に持っていくかが大切だという内容です。

2つメソッドが紹介されていますが、1つ目はそのまま試合を続けるものの、何が悪いかを自分で観察しながら対戦する方法です。いわゆるゲームがうまい人々、あるいは「肩で息をしない」人々はこのようなプレイしながらのモニタリングが非常にうまく、プレイしながら上達していくタイプであるとも言えます。

ここで重要なのは勝敗にこだわらないことだと書かれています。スポーツで言うならプレイしながらフォームを矯正したり、戦略を調整している段階で、スパーリングを想像してもらえばわかりやすいでしょうか。エキサイトしてしまったり、冷静に見られなくなると意味がありません。特にお金を入れるアーケードの場合だとそういうところが出てしまう側面もあります。

一方で最近では家庭用も充実しており、オンライントレーニングモード機能がついているゲームもあります。そうやってプレイしながら冷静に分析できる対戦の機会は、確実に増やすことができるのかもしれません。技術チェックをしているときにガチンコすぎるスパーをやると怒られるように、問題点の洗い出しのための試合形式のトレーニングができることが一番重要なのかもしれません。

2つ目は、リプレイを見る方法です。これは非常にわかりやすい方法ですが、本文にも書かれている通り、しばしば退屈な時間を過ごすことになるでしょう。ただ、こういったリプレイを見ることは、スポーツで言うならビデオを使ったフォームチェックのようなもので、落ち着いて問題点をピックアップできるだけでなく、どうしても出てくる「主観」と「客観」との意識の差を埋めることにもつながるかもしれません。

個人的にはイメージ・トレーニングをするときは、主観で見える映像と、客観的に撮られた映像と、双方を併せることが重要だと教わっており、またその効果も実感できます。筋トレをするときも、鏡を見て客観的にフォームチェックをすることで効果を格段に上げることができます。スポーツやトレーニングではある意味当たり前のメソッドであり、それが格闘ゲームでも効果を上げるのは自然なことなのかもしれません。

最近の家庭用ゲームにはリプレイ機能もありますし、アーケードでは配信・DVD録画サービスがあるゲームセンターもあれば、スマートフォンやタブレットなど撮影機能が充実した携帯機器も普及しています。この点についても環境が整って来ていると言えるでしょう。

一方で、このコラムに書かれていない点としては、トレーニングモードの活用です。その点に関して私も道半ばなので大層なことは書けないため、他のコラムを当たって欲しいところです。ただ、本文にも書いてる通りマッスルメモリーを鍛えることを目的とするべきだ、ということです。コンボ練習だけでなく状況毎の操作を練習することで、プレイ中に操作に割く脳のリソースを最低限にする、ということも非常に重要で、個人的にもそれを意識して練習しております。でも本番でエキサイトして死にます。このコラムを肝に銘じます。

格ゲーよりもスポーツトレーニング的な視点の方が多い解説となりましたが、ある意味ちゃんとエビデンスがあるメソッドでもあります。実際にゲームが上手いプレイヤーは自覚的にせよ非自覚的にせよこれらのメソッドができている人々ですし、できていない、あるいは意識してこなかった人々に少しでも助けになればと思ってこの記事をピックアップしました。

最後に、大切なこととして、最後の項目にもあるように「たくさんのことを一度になんとかしようとしない」こと、そして冒頭にもあるように「熟練者であっても悪い点すべてを解決することはできない」という自覚をもって、持てる武器でなんとか戦えるようにすることが大切なのかもしれません。

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格ゲーでイライラしないために-課題診断と克服法” への4件のフィードバック

追加

  1. 何が悪いのかがひとつも見つからないの場合が無い
    試合に負けた以外のことなんてわかるはずないし、いつまでも負け続けてこのメソッドを続けろって?

    まぁ、ダメージを受けた=悪いところだとしましょう
    で、自分が考えた限り手を尽くしても解決出来ない

    格闘ゲームは好きでしたけど、もうチームでよくわからないけど勝つことのあるFPSとかの方が一般受けする理由がわかった気がします
    続けたい気持ちはあるんですが、正直疲れてしまいました
    最低と言っていただいて結構ですが、最近は初心者狩りをしにいって、勝てそうなら舐めプして、勝てないなら切断して自分の気持ちを落ち着かせています

    一対一で楽しめる新しいジャンルが出来るといいですね

    いいね

    1. コメントありがとうございます。

      格闘ゲームサイトの翻訳記事なので、メソッドが足りてない点についてはあるかもしれません。
      そもそもが簡単な記事なので、細かいケースまで想定していない可能性もあります。

      そして格闘ゲームについて疲れているとのことですが、私にもそう思っていた時期はありました。幼少期に格闘ゲームが苦手ゆえに友達に付き合わされるのが苦痛で、やめて別のゲームを10数年プレイしていました。ひょんなことから戻ってきて、偶然飛び込んだコミュニティに恵まれ、続けられるに至っています。
      おそらくあのままがんばって続けていたとしてもいずれやめていたことでしょう。でも当時思い切ってやめたがために、現在楽しめるようになっています。

      大切なのは、誰も格闘ゲームをやることを強制していないということです。
      1対1で楽しめる対戦ものは他にもあります。いろんなものを触ってみて、自分が好きで出来るものを探した方がプラスです。
      自分から環境を作るのも大切です。せっかく人生の貴重な時間を費やしているのですから、楽しめる相手とワイワイやった方がプラスです。
      額面上の勝ち負けにこだわっている場合ではありません。オンラインで他人に迷惑をかけている場合でもありません。一刻も早く楽しめる別のゲームを探し、環境を揃えるべきです。
      誰も格闘ゲームをやることを強制してはいないのですから。

      それでも離れられないというのなら、それは幸か不幸か続ける「才能」がそろっているということです。そして、カジュアルプレイに満足できず、勝利への渇望を感じるようでしたら競技的なプレイに進めばいいのです。

      いいゲームと環境にめぐりあえることを願っております。

      いいね

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