【KSB2017 応援翻訳】初めてのイベント・トーナメントを充実させるには?

初めて格闘ゲームのイベントやトーナメントに参加する場合、どうしたら良いものか?

誰でも初めてのときは不安でいっぱいですが、そんな不安を和らげ、イベントを充実させるためのアドバイスを集めた記事を翻訳しました。

折しも日本国内でも、ゴールデン・ウィークの5月4日から6日にかけて、国内では珍しい多様な家庭用ゲームを使用した大規模格闘ゲームイベント、『KSB 2017』が開催されます。様々な家庭用格闘ゲームの大会が用意されており、もちろんKOF 14も「個人戦」、「団体戦」、「講習会」が予定されています。

国内でこういった海外大会のような形態の大会はなかなか参加する機会がありません。せっかくですので以下の記事に書かれていること(※一部は国内では当てはまらないこともありますが)を参考にしながら、KSB2017やその他の大会に参加してみてはいかがでしょうか?

(KSB 2017の詳細はこちら:http://kvo2k.com/ ※記事末でも書きますが、ぜひ事前エントリーをお願いします!)

 

 

元記事:How to Get the Most from Attending Your First Event or Tournament(February 28, 2017)

 

 

 

格闘ゲームコミュニティは以前よりもずっとアクセスしやすくなった。ジメジメした地下室から、大学のホール、小さな会場、メジャーな大会、地域代表を決める大会、そしてEVOではESPNがテレビ放送するほどの国家的な大会に至るまで、今までよりも熱狂者たち(そして競技者たち)を見つけるのは簡単になった。

また、Twitch、Discord、Facebook、Twitterのようなプラットフォームによっても、ローカルなゲームシーンを見つけるのは簡単になった。そんな中でコミュニティを健全に、かつ成長させていくためには、次世代のメンバー、そしてトーナメント参加経験の少ない人々のことを考えなければならない。

数週間前のFrosty Faustings IX(*大会名)において、人々に質問して回って、トーナメント参加経験の無い場合についてどう考えているのかたずねる機会を得た。確かに、人生初のトーナメントに参加することは不安かもしれない。しかしここでは、初めての人を歓迎し、新たなシーンにスムーズに導くため、コミュニティによるたくさんのアドバイスが集められている。

 

Adam “Kizzercrate” Lewisの初のトーナメントはFrosty Faustings VII(*先の大会の4大会前)で、非常にストレスを感じるものだった。彼は、ダブルエリミネーション方式で1勝もできず2度負けて敗退した。だが、彼は「大会の緊張に飲まれた」と言う。そして彼は、自分の機材*1を持ってくる大切さを強調した。

「機材一式を持っている人がいると、持ってない人は彼らにお願いして借りなければなりません。もしあなたに財力があれば、すべて揃えて万全の状態でトーナメントに臨むことができます。そうしてトーナメントからより多くの経験を持ち帰ることができるのです。」

*1:本文ではコントローラーだけでなく家庭用ゲーム機、モニター等まで含めた機材一式のことを指しているが、一般的にわかりにくいのでまとめて「機材」と表記した。

 

 

ストレスをコントロールすることはもっと難しい。

「メジャーな大会は学びの場であることに気づいたのです。プレイヤーはみんなトーナメントに集中しています。また、トーナメントでは、あなたのゲーム仲間や、あなたの地域や、オンライン対戦で慣れているのとは全く異なるプレイスタイルに出会うこともあります。」

そう、Kizzercrateは言った。

「そのことでより幅広い経験を得て、トーナメントに出ていなければ学ばなかったような物事を学び取ることができるのです。もし、あなたがトーナメントに『勝つ』という代わりに『学ぼう』という姿勢で臨んだとすれば、トーナメントの経験からよりたくさん学べることでしょう。」

 

初対面のプレイヤーと話すことも少し不安かもしれない。特にゲームについて質問するときはそうだ。しかし、格闘ゲームコミュニティのメンバーたちは、多くの人々が新しいプレイヤーに対しておおらかで、フレンドリーであることを保証するだろう。そして、新入りに教えるために多少の面倒も受け入れてくれる。

「勝つことに躍起になりすぎなくていいんです。楽しみに行けばいい。そして絶対に周りの他のプレイヤーと野試合をするのです。彼らは喜んであなたとプレイしてくれるでしょうし、あれこれ教えてくれるかもしれません。」

そう言うのは、Joosung “BlueBit” Kimだ。彼は5年ほど大会に出続けており、主に『ストリートファイター』をプレイしている。若い頃にアーケードに行っていたことが対戦シーンへの準備になったと言う。

「周囲のプレイヤーと積極的にコミュニケーションして欲しいです。なにも恐れることはありません。」

 

しかし時には恐れるべきこともある。少なくとも多少なりと。ゲーム業界において、ある人々たちの人気や露出がドンドン増えている。それは配信や、大きなトーナメントの開催、およびそこでの勝利によるものであったりする。我々も彼らを師として尊敬したり、いわゆる「神」扱いしがちだ。スマブラDXプレイヤーのChris “Orly” Brittainは7年前にイベントに行き始めたとき、そのような体験をした。

「一種の脅威でした。有名人プレイヤーを生で見た時どうなると思います?スターに夢中になるような気分になるのです。私が最初のトーナメントに出た時、私が尊敬していたプレイヤーの1人がいたのです。そういった気分になるのは当然でした。なんせ配信と全く同じままでそこにいたのですから。人々がTwitchやYoutubeで観ている彼らを目にするわけですから、『おい見ろよ、本物の○○だぜ!』となってしまうのです。しかし、メンタル的に最初のイベントに臨む場合は、そういったことを期待せずに行くべきでしょう」

そう、Brittainは語った。

 

また、トーナメントに参加することは、単に競い合ったり、ブースで野試合をすることだけではない。多くの人々が異なる方法で熱量を注ぎこんでいる。コスプレや物販、そしてコミュニティづくりなど、いずれも該当する。トーナメントシーン、そして『ギルティギア』と『キャサリン』で競い合うこともMia “Glacia” Martinを惹きつけてはいるものの、彼女の興味はコミュニティに関わり、イベントを実現させる方法を学ぶことにまで伸長している。

「私は『キャサリン』を競技的にプレイしますが、イベントを活性化させ、コミュニティを育てることに一生懸命になることに、より喜びを感じているのです。特に『キャサリン』のコミュニティにおいて、ね。」

そうMartinは語る。

「でも、競技活動を維持するには仕事とコンピューター・サイエンスの学位を取るので時間が足りていないのです。しかし、私はいつでもこれらのイベントがより良くなるよう、まとまるように時間を見つけては手助けしています。特にコミュニティの女性に対して、会場に来やすいように、そして受け入れられやすいように手助けしています。」

彼女のアドバイスは彼女の、単に他のプレイヤーと競うだけでなく自分の興味に従って行動するという、生き方に沿ったものだ。

「もしあなたが初めてイベントに参加するとき、私が言うとすれば、試合をするのなら、自分がいかほどなのか知るために試すこと。そして、試合以外においても積極的に参加しましょう。みんなの輪の中に入って訊くのです。『いま誰がプレイしてますか?』とか『いまどんな具合なんです?』とか。サイドトーナメントやサイドイベントに参加するのも良いでしょう。私はミステリートーナメントが好きで、いつも観戦するのがとても楽しいのです。」

 

 

以上は最初のトーナメントに参加する上での心持ちについての内容だったが、さらに格闘ゲームコミュニティからもアドバイスがある。私はTwitterでも140文字までのアドバイスを募集した。答えの多くがユーモアに富んでいたが、同時に実用的で的を射たアドバイスが含まれている。以下にいくつか紹介しよう。

 

 

「格闘ゲームコミュニティに質問:初めてのイベントやトーナメントに参加する人に良いアドバイスはありますか?」

 

 

Dahaka & Friends ’17 @A_crimefighter

自分のプール(*いわゆるブロックのこと)が始まったらその場を離れないことです。

hex maniac michael @hecksmaniac

周りの人に質問するのを恐れないで。そして、プールを離れなきゃならなくなったら、プールの運営者に一声かけましょう。

これらはナンセンスなアドバイスに聞こえるかもしれない。でも驚くべきことにたくさんのベテランプレイヤーたちがプールの開始に遅刻したり現れなかったりする。実際に起きていることなんだ。

 

tenpai!! 聴牌 @ch_tenpai

もしローカルなイベントなら、一緒に行った人や既に知っている人とばかりプレイしたりつるんでばかりいるのは損です。そしてみんなが打ち上げに行くときには…ぜひついて行きましょう!

 

「YASE」 ladies be @SARVETS

1. いつ開始するのか調べよう

2. 自販機からなくなってしまう前に氷を確保しよう

3. 遅刻を防ぐために朝早くから荷物を確保しよう

4. 恥ずかしがらなくていい

5. オフの時間を利用して食事に出ること

6. 海パンを持参すること*2

7. ノドを保護するためにハチミツを摂ろう

8. まずシャワーを浴びること

*2:トーナメント「プール」と、水泳の「プール」をかけたジョーク

シャワーや清潔に関連することは全員が頭に入れておかねばならない事柄ではあるものの、見落としがちなさらなる衛生上の「上級テクニック」がある。

geri @nbgeridesu

小まめに手を洗うか、消毒液を持参することで感染症を防ぎましょう( ̄― ̄)

 

Mr. K @STLMrK

配信でよく観ている人がいたとしても、あくまで実際には初対面であることを覚えておいてください。

 

A.D. ➡ Final Round @adsolo3

一番のアドバイスは人と出会うことです。ゲームについて話し、他の人に混ざって野試合をし、お互いから学び取ることで成長することができます。

 

NerdJosh in SoCal @NerdJosh

自分のイメージに入り込んで、呼吸をしましょう。事前に立てたゲームプランを実行し、もしなにかうまくいかないことがあれば、メモを取って練習しましょう。

 

James Chen @jchensor

トーナメントそのものにエントリーしなくてもいい。会場に行って、雰囲気を感じ取って、野試合をプレイして、知り合いを作って…、イベントがどういうものか見るだけで構わないんだ。

 

 

たくさんのツイートありがとう。2017年は格闘ゲームコミュニティにとって非常に成長する年であることを願っているし、多くの新たな参加者が、居場所を見つけたり、新しい友達を作ったり、競技心に目覚める年であることも願っているよ!


 

 

いかがでしたでしょうか。ツイートの最後は格闘ゲーム・コメンタリーのレジェンド、ジェームズ・チェン氏で〆られていますが、こういったイベントは単に試合の勝ち負けだけでなく、コミュニティの雰囲気を感じ取れる良い機会でもあります。

KSB2017は国内でありながら、記事内でも挙がっている海外大会と近い様式でイベントが運営されています。EVOには行けない、という方もKSBに参加してみてはいかがでしょうか。

ただ、KOFは国内ではこれまでゲームセンターでのイベントが主たるものでしたが、KOF XIVはまだ家庭用のみで家庭用メインのイベントということもあり、多少勝手が違うところもあります。

一番のポイントは「事前エントリー」です。

事前エントリーといいますと、

「予定がわからないし、キャンセルすると悪いからギリギリまで待とう」

「ゲーセンのイベントでも直前で行けたし、ギリギリでもいけるでしょ」

と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

残念ながら間違いです。特にKSB2017のように会場を借りて多数の家庭用ゲームが集うイベントでは、事前エントリーが盛り上がりの生死を分けると言っても過言ではないのです。

以下に3点、事前エントリーをする必要性について書いていきます。せっかく休日を使ってイベントに繰り出すのですから、充実したものにするためにぜひ事前エントリーを

 

 

(1)事前エントリーの数、勢いにより機材の数やブースの広さが決定される

何事もそうですが、ニーズがあるところに資源が回されるのが鉄則です。一定の広さと機材が確保されているゲームセンターならいざしらず(※ゲーセンイベントでも事前エントリーは大切です)、家庭用ゲーム機をかき集めて開催するKSBのようなイベントでは「より事前エントリーが多い」「より勢いがある」ゲームに多くの機材や場所が提供されます。盛り上がる会場およびスペースを確保するためにも「事前」の参加者数の把握が必要なのです。

さらに、機材を確保するためには時間と人手がかかります。ユーザー主体のイベントである場合、主催者側だけでなく参加される方のご厚意で機材を用意してもらうこともあるわけですから、より早くから参加者数や規模がわかっているとより充分に機材を集めることができます。

加えて、キャンセルに関して、「直前で多少減る」分に関してはさほど問題ではありません。「直前で機材を増やす」のに比べたら「減らす」対応は非常に楽です。ですので、少しでも参加される可能性のある方は、すぐに事前エントリーしてしまうことをお勧めます。

 

 

(2)事前エントリーを行うことでサポートが得られる

(1)に付随する話ではありますが、メーカーさんおよび関係企業様のご厚意によりサポートしていただき、グッズやノベルティ、商品等を用意してもらうこともあります。そのときに、事前エントリー数が早くにわかっていますと、企業様も用意する数の予測が立ちます。もし足りないようならば増産する必要が出てきますし、こちらも早ければ早いほどいいわけです。

また、事前エントリーに勢いがありますと、当然ながら企業さんの内部でもサポートに関する企画が通りやすくなります。より手厚くサポートしてもらえる可能性が高くなるわけです。事前エントリーはいわば「事前の注目度」を示すものですから、それだけ物事が動きやすくなります。ここでも、多少キャンセルが出ても問題ないわけです。

 

 

(3)事前エントリーを表明することで出場者が増える波及効果がある

これまでは数の話でしたが、次はみなさまの「気持ち」の話です。

繰り返しになりますが、少しでも参加する可能性があるならば事前エントリーして、さらにそれを表明してしまいましょう。そうすると、

「お、○○さんも行くんなら自分も行こうかな」

「一緒の車/宿用意しましょうか?」

「練習しませんか?」「チーム組みませんか?」

と皆さまの気持ちが盛り上がっていき、いろんな所でプラスの作用が出てきます。事前エントリーを渋ってギリギリまで引き伸ばすことは、結果的にこういった要素が盛り上がる時間を失うことにもつながっているのです。さらに、行くつもりがあっても事前エントリーをしない、あるいは皆が表明しないでいると、一人ひとりが「ああ、みんな行かないのか」と判断して潜在的な需要よりも少ない参加者になってしまいます

 

 

ダラダラと書いてきましたが、せっかくお金を払って、休日を使ってイベントに参加するのですから、充実したイベントを満喫するためにも、皆さまのご協力、「事前エントリー」が非常に重要です。

もちろん、機材のご提供や現地での盛り上がり、会場ルールの遵守等、参加者の方々のご協力が必要な場面は多々ありますが、なにはともあれ、まずできることは何かといえば事前エントリーです。これまでとは勝手が違うかもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。

 

 

P.S. アーケードコントローラー等もご自身でご用意いただく必要がある場合はご持参下さい。

レガシーコントローラーについては、レギュレーション次第ですので主催者にお問い合わせ下さい。

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