EVOトーナメント・ルール日本語訳(2017年・4月10日版)

EVO2017に向けて、EVOのトーナメントルール追加ルールの一部を日本語訳いたしました。独特なルールもございますので、トーナメントでのトラブルを防ぐ予習になれば幸いです。

 

 

 

 

翻訳元:TOURNAMENT RULES

GENERAL RULES FOR EVO 2017(※共通のルールのみ)

 

 

 

※出来うる限り正確を期したつもりですが、誤訳、あるいはその他の事情によって生じた損失等について翻訳者は責任を取りかねます。また、誤訳を発見された場合などはコメント欄に書き込んでいただけると助かります。適宜修正いたします。

※各トーナメントの運営については、一般的にはトーナメント・オーガナイザーが最終的な裁量権を持ちます。

※ルールの翻訳については問い合わせて許諾を得ております。

 

翻訳協力:まよしぃ氏、ピーター氏

 

 

 

目次

 

モチベーション(Motivation)

トーナメントはただ勝敗のためだけではない。トーナメントは同じゲームに対する熱を分かち合う、異なる国や地位出身の人々と出会うための機会である。また、オンラインでしか話したことがないような何千マイルも離れた友人と一堂に会するための集会場でもある。その一方で、トーナメントの大部分は最終的にはチャンピオンを決めるためにある。我々は皆、競技精神を内に秘めている。そうでなければ、まず第一にトーナメントには参加していないであろうからだ。そして賞金が上がると、プレッシャーも高まってしまう。

以下の文章はトーナメントを影響しうる全てのルールを厳密に体系化しようとしているものだ。我々の目的は必要以上に完璧にすることではなく、出場する全ての人ができるだけフェアに扱われることにある。なにかしらトラブルがあっても、これらのルールを厳密に守ることで個人的なトラブルでは済まさず、みんなが楽しい時間を過ごすことが保証されるだろう。したがって、全てのトーナメント出場者はこれらのルールについて事前に知っておく責任がある。

 

 

公式用語(Terminology)

以下の用語がルール文章およびWebサイト、そしてトーナメントにおいても使用される。

ブラケット(Bracket):どの時点において誰が誰と当たるのか示すフローチャート(*トーナメント表)のこと。完全に固定化されたブラケットによって公平なトーナメントが確立される。EVOの多くのトーナメントはダブルエリミネーション方式で運営される。

マッチ(Match):ブラケットにおける2人のプレイヤーによる組み合わせのこと。いずれかの勝者が決定されるまで競い合う。例えば、トーナメントにおける最終マッチによって、1位と2位が決定される。多くのマッチは3ゲーム中、2ゲーム先取(2 out of 3 games)で決定される。

ゲーム(Game):この場合の「ゲーム」とは…予想がついているだろうが、2人のプレイヤー間における1つの試合のことを示す。例えば、『ストリートファイター』においては3ラウンド中2ラウンドを勝つことで「ゲーム」は終わる。『カプコンvs SNK 2』においては一方のプレイヤーが最後のキャラクターを失った時、「ゲーム」は終わる。「マッチ」と「ゲーム」の違いについて明確にしておいて欲しい。

ディレクター、トーナメント責任者(The Director):トーナメント全体の進行に対して全面的に責任を持つ人間のこと。

ジャッジ、審判(Judge):ディレクターには手助けしてくれるスタッフがたくさんいる。これらの人々はマッチを見守り、トラブルを解決する手助けをする。そのため、彼らは「ジャッジ」と呼ばれている。彼らはトーナメント公認の存在である。彼らはトラブルを解決する手助けをするものの、ルールの執行について最終的な判断を下す、究極的な権威はディレクターである。

 

 

レジストレーション、エントリー(Registration)

  • 全ての参加者はトーナメントの日程より事前にオンラインでエントリーを行わねばならない。詳細はスケジュールを確認して欲しい。
  • エントリー期間が終了してからのエントリーは一般的には認められていないが、ディレクターの裁量によっては許可されることがある。
  • エントリー料金は返金することや、移譲することはできない。

 

 

ブラケットへのふりわけ(Bracket Seeding)

全てのトーナメント参加者は「地域によって振り分け」られる。我々は出来うる限り、プレイヤーが物理的に近接している地域の出身者と当たる機会を最小化するやり方でブラケットの配置を決める。こうすることで、プレイヤーがこれまで対戦したことがないプレイヤーと対戦する可能性を最大化させている。

 

 

マッチについて(Match Play)

以下のルールはトーナメントにおける1つのマッチにおいて効力を持つ。もしトーナメントに出場するのならば、このセクションを注意深く読んで覚えて欲しい。トーナメント出場経験が無い場合は特に。

  • サイドを決める(1P、2P決め)
    • 2人のプレイヤーは席につく前に、どちらのサイドでプレイするか決めて同意しなければならない(どちらが1Pで、どちらが2Pか決める)。
    • 同意が成立しない場合、ジャンケン(a game of paper-scissors-rock)で決定すること。

 

  • キャラクターの選択
    • キャラクター選択には3つの方法がある。スタンダード・セレクション(Standard Selection)、ダブル・ブラインド・セレクション(Double Blind Selection)、サイド&キャラ先決めマナー(Side and Character Courtesy)である。
    • もしプレイヤーがキャラクター選択の方法について特に言及しない場合、スタンダード・セレクションを選んだものだと見なされる。もしプレイヤー間で選択方法の合意が出来ないようであれば、ジャッジがダブル・ブラインド・セレクションを適用する。
    • スタンダード・セレクション(Standard Selection)
      • 双方のプレイヤーが決めたいように決める。選び方は自由で、それぞれが好きなキャラクターを選ぶ。
      • 一度キャラクターが決定された限り、いずれのプレイヤーもダブル・ブラインド・セレクションの使用は要求できない。
    • ダブル・ブラインド・セレクション(Double Blind Selection)
      • いずれのプレイヤーも、ダブル・ブラインド・セレクションを使用することをキャラクターを選択する前に明確に伝えなければならない。
      • プレイヤーがダブル・ブラインドの適用を要求した場合、左側(1P側)のプレイヤーがどのキャラクターとどのモード(例:ism、アシスト、ウルトラコンボなど)を選ぶつもりなのか、ジャッジに囁いて伝える。
      • 次にジャッジは、右側(2P側)のプレイヤーにキャラクターやモードを選ぶように知らせる。
      • 右側(2P側)のプレイヤーが決定した後、ジャッジが左側(1P側)のプレイヤーの当初した選択の通りになっているか確認する。
    • サイド&キャラ先決めマナー(Side and Character Courtesy)
      • マナーとして、サイド(1P、2P)を選んだプレイヤーから先にキャラを選択する、というものがある。
      • 厳密にはマナーでしかない。プレイヤーはそうするように強制されているわけではない。
  • マッチの進行
    • サイド(1P、2P)とキャラクター選択が一度なされた場合、プレイヤーは最初のゲームをプレイしなければならない。
    • 一度ゲームが終わった段階で、以下のルールが適用される。
      • もし、いずれかのプレイヤーが要求された規定のゲーム数を取っている場合、マッチは終了する(多くのトーナメントの場合、3ゲーム中2ゲーム先取である)。
      • プレイヤーがマッチに勝利した場合、マッチに勝ったプレイヤーがジャッジに結果を報告しなければならない。
      • もし、まだプレイできるゲーム数が残っている場合、負けた側のプレイヤーは次のゲームのサイド(1P、2P)を入れ替える選択権を持つ。
      • 勝った側のプレイヤーはサイドを入れ替える権利を持たない。負けた側のプレイヤーがサイドを変えない選択をしたとき、勝ったプレイヤーは同じサイドにいなければならない。
      • 直前のゲームに勝ったプレイヤーは、必ず次のゲームも同じキャラクター、同じモード、同じ順番でプレイしなければならない*1。
      • 直前のゲームで負けたプレイヤーは自由にキャラクター、モード、順番を選び直すことができる。

*1:KOFでは勝者も「順番」は変えられる。この点はアーケードからの伝統に準拠するとのこと。

 

  • ルール違反の報告: 時にトーナメントの間、プレイヤーはトーナメント・ルールや、一部ゲームの特別ルールに抵触することがある。例えば、あるプレイヤーが直前のゲームに勝利した後にキャラクターを変えた場合(トーナメント・ルールへの違反)、『スーパーストリートファイターⅡX』のトーナメントで豪鬼を使用した場合、あるいはストリートファイターでフリーズバグを起こした場合(トーナメント・ゲームへの違反)などである。以下のルールはルール違反を正すために適用される。
    • マッチに臨むプレイヤーには、全てのルール違反の現場を押さえ、すぐにジャッジに知らせる責任がある。
    • ゲームプレイ外のルール違反(*試合が始まる前、ゲームやマッチ間のルール違反)はゲームが始まる前にジャッジに報告されるべきである(例:マッチの最初のゲームの勝者が次のゲームでキャラクターを変えた)。
    • プレイヤーはゲームプレイ外に関係するルール違反を指摘するために始まったゲームを止めてはならない。もしゲームプレイ外の違反を指摘するために進行中のゲームを止めた場合、ゲームを止めたプレイヤーがそのラウンドを没収*2される。
    • プレイヤーがルール違反を報告するためにプレイを中断することが認められるタイミングは、ルール違反がマッチ(*およびゲーム)の途中に起きた場合のみである(例:ゲームがフリーズするバグをストリートファイターで起こした)。
    • ルール違反ではない行為を誤って報告をするためにゲームを止めた場合(例:『ウル4』であなたがキャラクターを選択した後に異なるウルトラコンボを選んだ場合。この行為は『ウル4』では認められている)、ゲームを止めたプレイヤーのラウンドが自動的に没収される。
    • ルール違反は起きたその時に報告されるべきである。そうでない場合、不問とされる。
    • ジャッジはプレイヤーに代わっていかなるルール違反も指摘することができる。
    • もしジャッジがルール違反を誤って指摘するためにゲームを止めた場合、両プレイヤーが同じキャラクター、順番、サイドを選んで再試合となる。何人も失格になることはない。
    • ゲームを止めることができるのはジャッジと試合に臨んでいるプレイヤーたちのみである。他の誰でも(例:観客など)ゲームを止めることは(いかなる理由であっても)必ずレッドカードを受けることになる(「ルール運用と失格」の項を参照すること)。
    • もしプレイヤーが偶然、あるいは故意に、どんな理由であれゲームの進行を止めた場合、そのラウンドを没収される。例としては、コントローラーのスタートボタン(*オプションボタンやPSボタン等も)に偶然触れてしまいゲームをポーズしてしまった場合、偶然自分あるいは相手のコントローラーの接続を切ってしまった場合、などがある。もし、止めてしまった適切な場所から再開できない場合、そのプレイヤーはゲームを没収されることになる。
    • プレイヤーのコントロールできないマッチの中断(例:ゲームがクラッシュしたり、フリーズしたりした)はジャッジによって直接対処される。出来得る限り中断した状況への復旧に努める。もし再現が不可能な場合、同じキャラとモードを選んで再試合となる。
    • 例:あるマッチ中にゲームを落としたプレイヤーを想定して欲しい。次のゲームの最中に、彼は対戦相手がキャラを変えていること(対戦相手は前のゲームに勝利しているので、ルール違反となる)に気がついた。その違反が起きた時にジャッジに報告しなかったため、彼はその状況を甘んじて受け入れなければならない。もし彼が現時点でゲームを止めた場合、彼はそのゲームを没収される。
    • 例:あなたの『ストリートファイターⅡ』のマッチ中に対戦相手がガイルの「固めバグ」を使って残り15カウントまで拘束された。その後、マッチの終わり際(1分後)に、マッチに負けそうになっていることに気づき、ルール違反を報告するためにゲームを止めた。違反が起きた時、すぐに報告しなかったのでルール違反は無視され、そしてゲームを止めたため、あなたはそのゲームを没収されることになる。注意して欲しい。
    • 例:あるプレイヤーがラウンドを1-0で勝っていて、その時偶然にも電源コードを蹴ってしまい、コンソールの電源を切ってしまった。この行為自体はルール違反であるため、彼はそのラウンドを放棄することとなる。さらに、起こった時点を再現することができないため、彼は残りのゲームも没収されることとなる。

    *2:ラウンドの没収に関して、KOFの場合はそのラウンドで対戦しているキャラクターを倒されることになる。(EVOのKOF担当の人に訊いてみたところ、近C連打で倒すとのことだが、現場のジャッジのやり方もあるのでご留意を。)

 

  • 機材のトラブルの申告:テレビゲームのハードウェアはトーナメント中に壊れることが多い。ボタンやスティックはマッチの途中で唐突に故障し、一方のプレイヤーを非常に不利な状況に陥れる。故障が起きた時には以下のルールを適用する。
    • 機材の故障が起きた時、プレイヤーは機材の交換を申し出るためにゲーム途中でも止めることができる。
    • もし止められたゲームが途中であった場合、申し出たプレイヤーはそのラウンドを没収されることになる。
    • 代わりの機材はすぐに交換できるものでなければならない。もし代わりの機材がすぐに用意できないのならば、そのプレイヤーは現在の機材を引き続き使用するか、「マッチ」を没収されることを選ばなければならない。
    • 機材を交換した後、そのプレイヤーはボタン配置を確認し、試すことができる。もしそうすることで不当なアドバンテージがそのプレイヤーに与えられる場合(例えば、それによってゲージが貯まってしまう場合など)、そのプレイヤーはゲームを没収されなければならない。
    • ゲームとゲームの間に機材を交換する場合、ペナルティは起こらない。この方法で交換された場合、次のゲームが始まる前にボタン等チェックをする充分な時間が与えられる。

 

 

ルール運用と失格(Rule Enforcement and Disqualification)

不運なことに、物事はしばしば手に負えない事態となる。ルールはその時々で様々な理由で破られる。偶然に、あるいは悪意を持って、そして時に知らないうちに。以下のルールは皆を公平に扱うやり方でルール違反者に対処する目的でデザインされている。これらのルールが執行されることになる。事前にあなたの行動が何を引き起こすか知っておいて欲しい。

  • 全ての参加者はキレイな状態でトーナメントを開始する(*つまり別のトーナメントにおける処分は他のトーナメントには影響しない)。
  • ジャッジは起こったルール違反を都度都度すぐにディレクターに知らせなければならない。
  • ディレクターには以下に定められた処分のうち1つ(あるいは複数)をルール違反に課す裁量を持っている。マッチの没収、イエローカード、レッドカードがそれである。それぞれの違反に対する処分は以下に記している。
  • マッチの没収
    • もし、マッチの没収が適用された場合、プレイヤーは自動的に現在行われているマッチを失うことになる(ゲームではなくマッチである。違いを認識して欲しい)。
    • もう一方のプレイヤーは自動的に勝ち上がることになる。その分を代わりに対戦することが要求されることはない。
    • もし没収の処分が下された時点で進行中のマッチがない場合(例:そのプレイヤーがマッチを待っている間に処分が下された場合など)、次のマッチが自動的に没収されることとなる。
    • もしプレイヤーがルーザーズ・ブラケットにいるときに没収の処分が下された場合、そのプレイヤーは自動的にトーナメントから敗退する。
    • マッチの没収が適用されることが推奨される状況
      • プレイヤーのマッチが始まる際にその場にいなかったとき
      • マッチの間にルール違反があったとき(例:ルールで禁止されているフリーズ・バグを使った)
      • トーナメント中の小さな違反行為(例:妨害行為、ジャッジの指示に従わない、等々)

 

  • イエローカード
    • 1枚目のイエローカードはそれ自体では効果は持たない。しかし、イエローカードは多くの場合、「マッチの没収」が一緒に処分される。
    • 2枚目のイエローカードはトーナメント・オーガナイザー(*ディレクター)にレッドカードの提示を要求する。
    • イエローカードが適用されることが推奨される状況
      • マッチ中の過剰な時間稼ぎ/違法行為(例:繰り返し「偶然」キャラ選択を間違う、マッチの最中のゲームの間にトイレへ行く、過剰な他プレイヤーへの接触(例:相手の椅子を蹴る))
      • トーナメント中の重大な違反行為(例:モニターやスティックを殴ったり、叩いたりする、過剰なトラッシュトーク、等々)

 

  • レッドカード
    • レッドカードを提示されたプレイヤーはただちにトーナメントから失格となる。
    • レッドカードはのっぴきならない事情に対して、それより前の違反状況に関わらず、ただちに適用されなければならない。
    • レッドカードが適用されることが推奨される状況
      • 上述のように2枚目のイエローカードを受けた時。
      • 他のトーナメント参加者を物理的に侵害する(叩く、殴る、等々)。
      • 過剰な違反行為(例:窃盗、トーナメントの進行を遅らせる妨害行為、人種差別的な中傷や過剰なトラッシュトーク、等々)。

 

  • ルール違反の例
    • プレイヤーAとプレイヤーBが対戦している。マッチの最中に、プレイヤーCが「プレイヤーBが不正をしている」と言ってマッチを止めるように要請した。プレイヤーCが繰り返し(そしてうるさく)抗議していたため、ジャッジはマッチを中断せざるを得なくなった。この場合、プレイヤーCは、プレイヤーBの行為に関係なく、トーナメントのマッチを妨害したということでレッドカードを処分される。
    • プレイヤーAはウィナーズ・ブラケットの準々決勝においてプレイヤーBとの試合に望んでいた。マッチ中の最後のゲームで負けてしまったため(*すなわちBとのマッチに敗北した)、プレイヤーAは頭に血が上り、立ち上がり、卑猥な単語を叫んだ。トーナメントディレクターは違反行為のためにイエローカードを処分した。さらに裁量として、ディレクターはマッチの没収も下せる。もしマッチの没収処分もなされた場合、プレイヤーAはトーナメントから除外されてしまう(プレイヤーBに対して1マッチ負け+マッチの没収により1マッチ負け)。冷静でいて欲しい。
    • プレイヤーAがウィナーズ・ブラケットの準決勝に進出した。マッチの間、彼は過剰なトラッシュトークで対戦相手の気をそごうとした。彼はマッチに勝利したものの、ディレクターはその非スポーツマン的行為によってイエローカードを処分した。ウィナーズ・ブラケットの決勝で、プレイヤーAはトイレに行くためにマッチを中断した。これは間違いなくイエローカード級の違反である。このとき、2枚目のイエローカードが出されたため、プレイヤーAはただちにレッドカードを受けた。プレイヤーAはマッチに1度も敗北していないものの、トーナメントから除外された。

 

 

追加ルール

  • トーナメント参加者がプール/準決勝/決勝等の試合の呼び出し時にその場にいなかった場合、スタッフに不在の妥当な理由を伝えていないのなら、2分間の猶予が与えられ、それまでに現れる、すなわち必要な機材を持って当該のトーナメント・ステーションに来なければならない。もし2分間が経過した場合、あなたはマッチを没収される。これは容赦なく適用されるルールである。あなたの友人やスタッフでも、あなたを守ることはできない。
  • 機材の貸し借りによる遅刻はもはや妥当な理由ではない。あなたはリスクを取って他の人の機材を借りることはできるが、もしそれが使用中で、あなたのマッチが呼び出しされた場合、2分間の猶予の間に必要な機材を持って現れるか、失格の処分を受けることになる。
  • どんなトーナメントにおいても引き分け(*おそらく事前の引き分け)は存在しない。マッチを行うことを拒否する人は誰でも(決勝であっても)、失格となり、そのトーナメントで受け取っていたであろうタイトルや賞品は全て没収される。
  • ゲーム内における引き分け(*ドロー・ゲーム)は再試合が行われなければならない。例外はドローでもゲーム側が勝者を決める場合である(例:ストリートファイターⅢ 3rd Strike)。
  • 必然的敗北ルール(*Inevitable Defeat rule)は有効である。このルールは、プレイヤーが合法的にラウンド、あるいはマッチに勝利することが確定している状況(例:対戦相手を倒す技がヒットしている)で、ゲーム側が勝利アイコンを反映させる前にポーズをかけてしまった場合でも、変わらず勝利が確定する、というものである。このルールが最も起こりやすいケースとしては、プレイヤー1がプレイヤー2に超必殺技を当て、そのアニメーションが相手を掴んで(*ロックして)から最終段が当たるまでダメージが入らないもので、対戦相手が合法的に負ける場合である。もし、本当にKOされるか議論が起きる場合は、トーナメントの公式スタッフがポーズを解除し、技の結果を見て判断する。もしその攻撃が相手を倒していなかった場合、ゲームを中断した場合の違反が有効になる。
  • 外から見て明らかに酔っている、あるいはドラッグやアルコールの影響下にあると見られる場合、ただちにトーナメントから除外され、出入り禁止になる。もし、要請に応じない場合、我々は現地の当局にためらわず通報する。我々は暴力0のイベントを楽しんできたし、例外のない厳格なルールである。暴力はゲームの中だけ、あるいは自分の中だけで留めるように。
  • 卑猥な行為や、露出、勧誘および合意のない性的行為は禁止されている。イベントホールの中や周辺でこれらの行為が行われた場合、永続的な出入り禁止措置が取られる。
  • 対戦相手との共謀・八百長はいかなる場合も不正とされる。もしトーナメント・ディレクターが選手たちが結果を操作するために共謀したり、わざと手を抜いていると認めた場合、関係者はただちに失格となる。この決定はトーナメント・ディレクターの裁量で唯一決定される。このケースの失格者はトーナメントで受け取っていたであろうタイトルや賞品は全て没収される。
  • EVOは暴力、暴力の脅威、恫喝、(性的やその他の)ハラスメントや、その他の暴力に対して絶対的な姿勢で臨む。暴力の脅威、ハラスメント、過剰な恫喝、その他どんな暴力に対しても、ただちに出入り禁止とされ、また、生涯に渡って出入り禁止となる。
  • 賭け行為はイベントホールの中と周辺(あるいはどちらか)では禁止されている。資産を伴って賭けを行う場合、トーナメントからは除外され、さらに出入り禁止になる場合もある。

 

これらのルールはトーナメントが公平かつスムーズに進行できるために保証されるものである。しかしながら、前例のないケースは特別な判断を必要とするので、そのためトーナメント・ディレクターはいつでも、どんな理由でも、唯一の裁量として、トーナメントルールを変えたり、プレイヤーをトーナメントから除外する権利を有している。

  • 質問や問い合せがある場合、お気軽にメールでコンタクトして欲しい。(*英語)

 

 

補償(Indemnification)

全てのトーナメント参加者は何人も、Triple Perfect社(*EVOの運営会社)、その関連会社、各幹部社員、ディレクター、株主、代理人、代表者、そして従業員に対して、イベントあるいは直接、間接的にイベントに関わる行為に関連、あるいは関係した何事によっても生じる全ての事物、そこには例外なく、文書誹毀、口頭名誉毀損、非難、名誉毀損、著作権侵害、プライバシーの侵害、著作の剽窃、剽窃行為、第三者による特許や著作権、トレードマーク、企業秘密やその他の知的所有権の侵害も含まれているが、それら事物によって引き起こされるあらゆるコスト、費用、損害、クレーム、訴訟、議決、負債、損失、そして裁判について、弁護士費用や訴訟費用も例外なく、彼らを守り、防ぎ、保証し、害を及ぼさないようにせねばならない。この義務はイベント期間を超えて継続する。

 

 

ジェネラル・ルール(GENERAL RULES FOR EVO 2017より抜粋)

  • 全てのゲームがデフォルト設定でプレイされる。特別な例外についてはこちら(*ページ下部にある各ゲーム特別ルールを参照のこと。ゲーム毎のルールは頻繁にアップデートされるとのことなので今回は翻訳を割愛)。
  • ゲーム内のメニューで選択できるマクロは全て許可される。
  • ハードウェアのプログラムできる入力補助、連打機能、その他ハードウェアによる入力補助機能はすべからく禁止とする。
  • 偶然、試合中にゲームをポーズさせた場合、いかなるタイミングであってもラウンドを没収される。
  • もし、ランダム・セレクトが任意のキャラクターを選ぶことができない仕様である限り、ランダム・セレクトを選んだプレイヤーがマッチに勝利した場合、次もランダム・セレクトでキャラクターを選ばねばならない。
  • どんな機種のゲームであっても、プレイヤーは自分のコントローラーを持参しなければならない。
  • Brook Gaming社の変換機は使用できる。
  • Cronus Maxおよび、Titan Oneの変換機は使用禁止である。
  • Dual Shock 4とWii U Pro Controlerを除く、ワイヤレス接続のコントローラーは使用禁止である。
  • マッチが終わってただちにDual Shock 4のペアリングを解除しないプレイヤーは、失格処分の対象となる。
  • ニンテンドー3DS、2DS、およびWiiU gamepadをコントローラーとして使用してはならない。
  • これらのコントローラーはバッテリーを抜くなどして無効化しても許可されない。いかなる状況においても使用してはならない。
  • サードパーティーのコントローラーは、Mad Catzなどドングルにマッチするもの(*公式ライセンス商品など)を使うのが望ましい。
  • コーチング(*助言)はプールまでしか認められていない。
  • ゲームとゲームの間のインターバルは最長60秒までとする(*すなわち、コーチングも60秒を超えてはならない)。
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